起動方法

U-Compareプラットフォームの起動方法は三種類あります。Java Web Start (デフォルト)、UCLoader Launcher (GUI)UCLoader (コマンドライン) です。 いずれの方法でも、システムのダウンロードから起動まで自動的に行われ、必要に応じて更新も自動的に行われます。一度起動したことがあれば、以降はオフラインでも起動可能です。また、いずれの方法でもほとんどのユーザ設定が共有されますので、GUIで作成したworkflowをコマンドラインで実行するといったことが容易に可能です。

Name 必要なJavaバージョン フロントエンド 起動時オプション リソースのダウンロード
UCLoader Launcher (GUI) Java 6 GUI 設定できない 初回に一括ダウンロード
UCLoader
(コマンドライン)
Java 6 コマンドラインまたはGUI 任意のJavaオプション 初回に一括ダウンロード
Java Web Start
(デフォルト)
Sun (Oracle) Java 6 update 12 以降
(Java 6 for Mac OS X 10.5 Update 4 以降)
GUI U-Compareの提供するプリセットに限定 必要に応じてダウンロード

Java 6のインストール

U-Compareはいずれの起動方法でもpure Javaアプリケーションです。Javaは無償のソフトウェアで、インストールは簡単です。近年のコンピュータのほとんどにJavaがプリインストールされています。

http://java.com/ja/download/installed.jsp でJavaがインストールされているか、バージョンはいくつかをその場で確認し、最新版をインストールできます。

単に最新版のJavaをインストールしたい場合はhttp://java.com/ja/にアクセスしてください。

Apple Mac OSXの場合は、Apple社のソフトウェアアップデート機能を用いて最新版にしてください。

OpenJava(OpenJRE/OpenJDK)は互換性に問題がありますので、お使いいただけません。Linux系のOSの場合デフォルトになっていることがありますのでご注意ください。

Javaは最新版をインストールしてお使いください。以下は旧バージョンのJavaについての情報です。

  • Java 6 update 10 (1.6.0_10)以前では, JWSに深刻なバグがあり正常に動作しません。
  • Java 6 update 12 以前のJWSでは 64 bitシステムがサポートされていません。
  • Java for Mac OS 10.5 Update X はバージョン 1.6.0_07 に対応しています。

起動時メモリ消費量

Javaの起動時メモリ消費設定が大きいほど、U-Compareは高速に動作します。また、少なすぎると、実行するコンポーネントによってはOutOfMemoryErrorを生じ動作しません。

設定値は大きい方がよいのですが、物理的に不可能な量を指定するとそもそもJavaが起動しません。その場合は適宜小さい量を指定し直してください。

メモリ消費量の指定方法はU-Compareの起動方法により異なります。以下をご参照ください。

Java Web Start (JWS)

Java Web StartはJava標準のアプリケーション配布テクノロジで、Javaをインストールすると同時にインストールされます。その際、通常は.jnlp拡張子が関連づけされるため、以下のリンクのいずれかをクリックすると自動的に起動します。

関連付けがされていない場合は、「Java (TM) Web Start Launcher」のような名称のプログラムを指定して開いてください。

デジタル署名に関するセキュリティ警告が表示された場合は、 「実行」ボタンを押して進めてください。

一度実行したことがあれば、オフラインでも実行できます。Java Web Startの機能で、デスクトップやスタートメニューにショートカットを作成できます(Windows)。より詳細な操作は、コマンドライン(Windows7の「プログラムの検索」やWindowsXPの「コマンド名を指定して実行」など)から
javaws -viewer
を実行し、表示されるJavaコントロールパネルとJavaアプリケーションキャッシュビューアを用います。

不具合等でデバッグ情報をお送りいただける場合は、Javaコントロールパネルの「詳細」タブ(Mac OSXの場合は"Java Preferences")からJavaコンソールを表示するに設定したうえで、下記のリンクから実行してください。

Javaコンソールに詳細なメッセージが表示されますので、全体をコピーしてお送りください。

UCLoader Launcher

UCLoader Launcherは実行可能Jarで、起動方法以外はJava Web Startとほとんど同じです。Java Web Start版がうまく動作しない場合にお試しください。

ucloader.jarをクリックし、

  • "Java SE 6 で開く"(表現が多少違うことがあります)を選択するか、
  • いったん保存したうえで、"Java SE 6 で開く"で実行する。.jar拡張子がJavaに関連付けされている場合はダブルクリックで起動します。

UCLoader Launcherは内部で下記のUCLoaderを呼び出しています。

UCLoader

UCLoaderは超軽量のJavaプログラムで、コマンドラインから実行可能です。そのため各種Javaオプションが自由に指定でき、標準入出力も利用可能です。オプション指定によってはGUIなしのコマンドラインツールとして実行できます。

Java Web Start同様、ダウンロード・インストール・実行・更新は自動です。ただし、関連ファイルを一括して初回起動時にダウンロードするため、初回は多少時間がかかります。

まずコマンドラインでJavaのバージョンを確認してください。1.6.0_xxなら問題ありません。OpenJavaと表示された場合は、Sun(Oracle)のものを使うようにしてください。

kano@somewhere> java -version  
java version "1.6.0_07"  
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_07-b06)  
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 10.0-b23, mixed mode)
次にUCLoader.classを保存し、保存先のディレクトリで以下のようなコマンドを実行します。
kano@somewhere> java -Xms700m -Xmx1000m UCLoader

この例のようにJava以外のオプションをつけない場合、デフォルト動作としてGUIが起動します。UCLoaderには以下のような起動オプションがあります。

kano@somewhere> java -cp . UCLoader --help
Usage: java UCLoader [--jnlp <JNLP_URL>] [--dir <directory>]
[--nocache] [--offline] arguments...
java UCLoader --list [--dir <directory>]
java UCLoader --help
java -Xms700m -Xmx1000m UCLoader

--offlineオプションをつけると、リソースを配布しているサーバへのアクセスを行いません。

--nocacheオプションをつけると、キャッシュフォルダを消去し必要なリソースファイルをダウンロードしなおしてから起動します。

--dir オプションによりキャッシュフォルダを変更できます。デフォルトは[user.home]/.U-Compare/jars/ です。

--jnlp オプションにより実行時に使用するjnlpファイルを変更できます。基本的には任意のJava Web Startアプリケーションを実行可能です。特に、以下のURLを指定することで、任意のUIMA CPEワークフローをコマンドラインで実行することができます。U-Compareの標準入出力コンポーネントと組み合わせれば、コマンドラインツール的な利用が可能です。詳細は開発者ガイドをご覧ください。

追加してダウンロード等が必要な場合

U-Compareが提供するほとんどのコンポーネントは特に追加の作業なしに、指定するだけで動作します。ただし、ライセンス上配布できない場合や、Java以外で実装されたものをローカルで実行したい場合は、別途ダウンロード・インストール等を行い、フォルダ名やコマンド名を指定する必要があります。詳細はコンポーネントリストの各コンポーネントの説明を参照ください。